岐阜県の石徹白村(いとしろむら)の平野彰秀さん夫婦。
https://note.com/miratuku_room/n/n6672a70d9623
文化人類学者の辻信一さんの主催するセミナーでお会いしたことがある。https://theslothclub.wixsite.com/tsuji
そんな奇跡の出来事が、小さな村で実現できたのだ。

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以下、長谷川裕崇さんよりの情報です。
「エネルギー自給率230%を実現。岐阜県の「奇跡の村」」
岐阜県の「奇跡の村」とは?
日本には、エネルギー自給率230%を実現している奇跡の村がある。岐阜県の石徹白地区だ。
人口約220人の小さな村だが、小水力発電のユニークな取り組みが日本中から注目されている。余りあるエネルギーを生み出しているのは、わずか4台の水力発電機。豊かな自然を生かし、再生可能エネルギーをつくっている。
岐阜県の石徹白地区で利用されている小水力発電の技術が様々な地域に広がれば、もっと環境に優しい形でエネルギーを生み出せるかもしれない。
今回は、石徹白地区のサステナブルな小水力発電の取り組みを紹介する。
石徹白地区は、標高700mにある自然豊かな場所である。白山連峰から流れる川を利用して小水力発電を行い、集落全体の電気使用量の倍以上の電力を発電している。
最も多く発電している発電機は「石徹白番場清流発電所」と呼ばれ、2016年6月に2億円以上をかけて建設された。この発電機だけで約130世帯分の電力を賄うことができる。
総工費の2億円は、集落のほぼ全戸が出資して作った農協の理事が保証人となって受けた6000万円の銀行融資と補助金で賄った。
発電した電気を販売することで毎年約2400万円を得ており、その一部の収益を銀行融資の返却に充てているという。その他の収益は、街頭や公民館の電気代、荒れた田畑の再生など、すべて地域のために使われている。
石徹白の水力発電を支えた夫婦
そんな奇跡の小水力発電の導入を進めたのは、12年前に岐阜市から移住した平野彰秀さん夫婦である。
平野さんはもともと岐阜県の岐阜市出身であり、石徹白地区に移住するまでは東京のコンサルティング会社に勤めていた。その頃から、平野さんはいつかは地元の地域づくりに関わりたいと考えていたそうだ。
2007年から岐阜のまちづくり団体のメンバーと一緒に田んぼや林業を手伝い、岐阜の発展に尽力している。
石徹白の人口減少と復活の兆し
石徹白地区はかつて1200人が住んでいたが、人口減少が進み今では約5分の1になってしまった。65歳以上が約50%となり、過疎化・少子高齢化が深刻な村を再生するために、平野さんは白山の豊かな水に目をつけた。
実は、石徹白地区は大正時代に水力発電を行っており、そこからヒントを得て、電力の自給自足を目指すことにしたのだ。
岐阜県の「奇跡の村」とは?
水力発電を起点に村が元気に
2009年に初めて水力発電機を農業用水路に作ると、それを目当てに観光客が来るようになり、徐々に石徹白地区に活気が戻ってきた。移住者も増え、今では人口約220人中50人が移住者家族になっているほどだ。
移住者の中には、石徹白の名物を利用した新しい商品を開発している人もいるという。その一例が「黒稗珈琲」である。稗(ヒエ)は在来種として古くから石徹白で栽培されており、それを使って何かを作れないだろうかと商品開発に至ったそうだ。
村に移住している人は、他にも多くの分野で石徹白のための商品開発に挑戦している。
日本全土にこの取り組みが広がると…
小水力発電の優れている点は、自然が持つエネルギーをそのまま生かせることだ。大きなダムの建設は必要なく、水の流れを上手く利用して発電できる。
実際に奥飛騨の温泉郷の温泉街では同じような小水力発電が利用されており、年間で推定4000万円近くの売電収入が得られるようだ。
小水力発電の発電量はあまり多くないが、水量と落差のある所ならどこでもできるという利点がある。日本は降水量が多く水が豊かで、山地が多く高低差もあるため、もっと小水力発電が広まることを願っている。
【参照】
・ANNnews
・greenz
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