絵本『キニたちの未来』〜巨大風車と未来を考えるものがたり〜  

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この絵本は、北海道余市郡仁木町で今起きている 巨大風力発電計画問題をきっかけに 仁木の有志住民が自主製作したものです。 物語の内容は、幼少から仁木と共に生きてきた住民の 実話に基づいています。

追伸: 『キニたちの未来』登場人物「キニ」は 仁木(ニキ)、「ギン」は銀山、「オー」は大江、「チヨ」は余市、「ヘイタ」は古平と、この風車計画にまつわる地域をひそかに込めました。

巨大風車が建つことで環境や生活にどのような影響があるのか、 再生可能エネルギーとは何なのか、 まずは今自分の町に起きていることを知り そこから町の将来について、そして日本の未来について みんなで考えていくきっかけになればと祈っています。

北海道 古平・仁木・余市は、 手付かずの自然とたくさんの美味しい果物、野菜、米が実る 日本が誇るべき豊かな地域です。 タワーマンション60階相当もの巨大風車建設で 山々と生態系が大規模に破壊・環境改造されることにより 土砂災害、作物不作、健康被害が懸念されています。

さらに作られた電気は全て本州へ送られ、地元住民へのメリットは全くありません。 風車の寿命は20年とされ、その後は巨大な産業廃棄物になります。 たった20年の風車のために、復元に200年以上はかかる山と生態系が破壊されます。

事業者は建てたら建てただけ、補助金などによって儲かる仕組みで その後の地域環境への責任の所在は大変怪しいものです。 しかし、現在の国の法整備では 反対署名などによって事業者自身の中止に導かない限り 進められてしまうのです。

現在、仁木住民有志メンバーで反対署名活動を行っておりますが 認知は簡単には進まず苦しい所です。 環境アセスメントが進んでしまう前に、 一刻でも早く沢山の地元反対署名を集めたく 計画の認知・拡散へのご協力をお願いいたします。

「再生可能エネルギー」「風車はエコ」という 耳触りのよい言葉やイメージだけが一人歩きし、 風力発電の実態について知らない方があまりに多いのです。 私も、身近で起きるまでは知りませんでした。 この絵本によって少しでも伝わり、感じてほしいと思っています。 現在風車計画問題で苦しんでいる、日本全国の方たちの お役に立てればと思います。 印刷版の冊子もあります。 思いを共に繋がり、明るい未来を作っていきましょう。

話 仁木のなかまたち
画 なかやまナツキ

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仁木町の風力発電を考える会です。 一見エコと思われる風力発電ですが、住民の健康被害にもかかわる、とても多くの問題を抱えています。 いっしょに学んでいきましょう。

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「仁木町の風力発電を考える会」です。 一見エコと思われる風力発電ですが、住民の健康被害にもかかわる、とても多くの問題を抱えています。 いっしょに学んでいきましょう。

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