健康被害はないというけど本当?

国や発電業者は、
健康被害など一切ないと言いますが、
ほんとうでしょうか?

国や発電業者は、健康被害など一切ないと言いますが、ほんとうでしょうか?

国内外から多くの被害報告が寄せられています。
特に風力発電の先進地である欧米では、研究者からも数多くの知見が報告されています。

(以下、「南豆の和http://nanzumn.web.fc2.com/」より転載)

南伊豆では風車建設予定地から数百mのところに住んでいる人がいます。風車が建設されると、24時間鳴り響くモーター音、風切り音に悩まされることになります。
愛媛県伊方町では、風車近隣(200m以上)に住む人は、騒音、低周波音の影響で眠れない日々を過ごし、多数の人が健康被害を訴えています。地域住民は、その苦しみを「地獄のようだ」と言っています。
愛知県豊橋市の人たちも同じような被害を訴え、「生殺しの状態」と苦しみを表現しています。
これらは、聴こえる音(騒音)と聴こえにくい音、あるいは聴こえない音(低周波音・超低周波音)が入り混じった音による被害です。

症状は、睡眠障害をもとに頭痛、耳鳴り、吐き気、抑うつ、不安、腹・胸部の圧迫感、肩こり、手足の痺れ、動悸、顎の痛み、脱毛、ストレス、脱力感など、自律神経失調症状に似ています。
ただし、風車が止まったり、住んでいる場所から離れると、これらの症状は消えてしまうのです。これが風車による騒音、低周波音健康被害の特徴です。
熱川・天目の場合、約3ヶ月の試験運転中(全10基運転は数日のみ。5~8基運転が中心)に 100名ほどの居住者のうち、29名から被害の訴えがありました。
血圧障害で倒れる人がいて、なかには入院した人も4名います。
被害を訴えた人は、風車から350m~700mに住んでいる人が多かったそうですが、影響の範囲は半径2kmほどに及ぶと言われています。

ペットの犬や猫にも影響が出ています。
犬は、夜中 吠え続け、室内を駆け回ったり、壁をかきむしったりするそうです。犬・猫の嘔吐も見られということです。(転載以上)

また、和歌山県の被害者、故谷口愛子さんの手記に生々しい苦悩が描かれています。

(以下、風力発電の被害を考える会 わかやまより転載させていただきます。)

原因は振動

谷口さんの手記 2012年5月 1日より

ある日、突然、山の稜線に風車が現れ、以来、健康が徐々に蝕まれ、風車に翻弄される日々が続いています。もはや3年半。

風車被害は冬が特に辛く、気温の上昇とともに緩和されていきますが、曇った日や雨天の日は、被害感覚が大きくなります。毎日、睡眠剤を服用して短時間の眠りにつきます。

昨晩は雨。夜中1時半ごろ、あのズンズンという音に眠れずに、本を読もうとすると字が読めない、どうしてだろうと不安を感じたものの、気分が悪く家にいることができません。車で7kmほど離れた所に避難しました。風車難民です。体の回復を待っている間、ルームライトの乏しい光の中で、おそるおそる本を見ると、はっきりと文字が見え、胸をなでおろしました。しばらくして家に戻り、もう一度、本が読めるかどうか試してみると、また読めません。

あー、なるほど。漸く気が付きました。家が揺れているのです。家だけではなく、私自身も揺れているのでしょう。そういえば、今までも、字がゆがんできれいに書けない、読書に集中できない、それは加齢のせいだと思っていましたが、はっきりと風車による振動が原因であるとわかりました。


 形だけのエコ。なぜ、風車を建設しつづけるのでしょう。赤字経営は明らかで補助金目当ての風車事業になぜ国は巨額の税金を注ぎ込んだのでしょうか。一部の国民を拷問にかけ、郷土に利害の対立と荒廃をもたらすようなことは即座に止めてほしいです。

豪ABC放送today tonightから

谷口さんの手記 2012年12月8日 (土)より

この動画(下)をご覧になってください。豪ABC放送todaytonightからです。風車を見たことのない方々にも風車被害がどのようなものかお分かりになるでしょう。低周波音と振動で、 まず、眠られなくなり、体調が悪化していきます。犬は死に至り、鶏は産卵を止め、再び産卵を始めたかと思うと卵には黄身がないという衝撃的な現実があります。家を捨てざるをえない人々が続出し、町はゴーストタウンとなり、風車から2.5Km離れた避難先でも、めまいに悩まされる人もいます。

 「風車病」は、欧米でも2003年ごろには報告されていますが、国も業界も、「気のせい」「思い過ごし」と、 低周波音と健康被害の因果関係を認めようとはしません。私達と全く同じです。「気のせい」や「思い過ごし」で、家や町を簡単に捨てさることができるでしょうか。全世界、各地で同様なことが起こっています。でも、再生可能エネルギ ーの普及という、世界的な大きな流れのなかで、被害は直視されることはありません。

谷口愛子さんの手記全文はこちらからご覧いただけます。
http://www.eonet.ne.jp/~kosmoso/dokuhaku.html

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