北海道新聞2023年4月21日 09:37配信
札幌で先進7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合が開幕した15日、仁木町内で風力発電に関する勉強会があった。
市民団体「仁木町の風力発電を考える会」のSTOP風車学習会。
小樽や余市、仁木周辺で進む計画について、専門家3人が周辺の地形や地質について講演、約50人が意見交換した。
道教大の岡村聡名誉教授は「計画地は地滑りが多発した場所。大規模な風車建設が誘発する危険性がある」と指摘。
主催者からは事業への反対署名が1万5900筆を超えたことも紹介された。
地球温暖化防止や今後の経済成長の鍵を握るとされる再生可能エネルギー。
道内は風力発電を中心に新規参入計画が相次ぐ。
ただ計画を巡っては各地で住民との摩擦が生じているのも事実だ。
考える会は計11回の勉強会を通じて知識を深め、瀬川裕人代表は「住民の反対を押し切って巨大な風車を建てる意味はどこにあるのか」と訴える。
環境相会合では再エネ推進がうたわれ、道と札幌市は脱炭素エネルギー基地として世界に貢献することを誓った。
であれば住民理解は不可欠のはず。
地域を見据えた対話が求められる。(伊藤圭三)
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4月15日に行われた仁木学習会。
「小樽・余市周辺の地形と地質の特徴ー地質災害に備えるためにー」岡村聡、石崎俊一、石井正之各氏に依る講演会があり、同じ地質の仁木町、銀山等の地崩れ等の危険性について発言された。

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