朝日新聞社 によるストーリー
山口県下関市安岡沖で計画されている洋上風力発電事業について、前田晋太郎市長は23日、安岡地区で開いた市政報告会で「安岡での風力発電は市長である私が絶対に止める」と述べた。
事業を計画している前田建設工業(東京)によると、建設予定の風車は12基。
1基当たりの発電能力は5メガワット、最大出力60メガワット。
安岡地区からの距離は最短で約1・8キロで、運転期間は20年を予定している。
2009年から始まった事業だが、騒音や低周波による健康被害などを懸念する地元住民らが反対運動を展開し、着工できない状態が続いている。
市政報告会で前田市長は「私が市長になった当時(17年)は民間事業である風力発電のブレーキをかけることは難しかった。国がルールを変えて地元自治体の首長、県知事が最大の認定権限者になり、地元の市長と知事を通さないと設置できないことになった」と説明した。
その上で、「安岡の海は絶対に私が守るので、安心して頂きたい。街の風景にふさわしくない『風力反対』という看板を一つずつ外していってほしい」と訴えた。(白石昌幸)
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市政報告会で安岡沖洋上風力発電について話す前田晋太郎・下関市長=2024年2月23日午後7時0分、山口県下関市安岡駅前2丁目、白石昌幸撮影
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