【知事提案のメガソーラー設置などの防災計画は白紙に】
3/25(月) 19:36配信『読売テレビ』より
https://news.yahoo.co.jp/articles/45c3d6484745a6f664561a14404fc935700c8b4d
知事が打ち出した防災計画をめぐり、議論が紛糾している奈良県議会で、計画を一度白紙に戻す修正予算案が25日、可決されました。
午後1時から行われている奈良県議会の本会議最終日。知事が考えた防災計画に関わる予算案に対して、修正や改正を求める声があがりました。
この問題を巡って議会はこれまでも紛糾。
前知事が災害時に活用する2000m級の滑走路計画を進めていた中、昨年就任した山下真知事が「有事に滑走路は役立たない」などと大幅に見直し、代わりに災害時の電力となるメガソーラー設置などを提案していました。
これに対し、自民会派らや地元住民が「検討が不十分」として反発。
先週火曜日(19日)の特別委員会では新年度予算案が否決され、自民会派は防災計画を一度白紙に戻して検討し直す修正予算案を提出していました。
そしてこの日、修正案の採決が始まると…知事が所属する維新会派は退席。
議長
「起立多数であります。よって修正案は可決されました」
奈良県議会では戦後初めて修正予算案が可決されました。
一方で、同時に可決されたメガソーラーの建設に地元の意見を反映するよう求める条例の改正案については、山下知事は審議のやり直しを求めています。
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