以下、2024年3月21日付け『日本経済新聞』より
岸田文雄首相は21日、首相官邸で米資産運用大手ブラックロックのラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)と面会した。
政府が進める「資産運用立国」や足元の株高の状況などについて意見を交わした。
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首相周辺によるとフィンク氏は海外からの日本への投資意欲が高まっていると伝えた。
賃上げや資産運用立国に基づく政府の取り組みを評価した。
「脱炭素分野に関心がある」と述べた。首相はデフレ脱却に向けた賃上げや所得税・住民税減税の取り組みを紹介した。
2023年10月に同社が都内で主催した世界の機関投資家らとの夕食会でもフィンク氏と意見交換した。
24年3月19日には米国教職員退職年金保険組合(TIAA)のシャサンダ・ブラウン・ダケットCEOと会った。
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